蓮井内科医院
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2008年06月29日

雨あられ

今朝、新聞のスポーツ欄にあった見出しです。
「雨あられ 虎15安打」とありました。
しばらくの間、虎が勝ったのか負けたのか解りませんでした。
特に阪神フアンというわけでもないので、昨日の結果を知っているわけでもなかったのです。
それで、「雨あられのごとく、虎が15安打を浴びた。」ととっさに思ってしまったのです。
本当は、15安打を打って、勝ったのだそうです。
ゆっくり考えれば、見出しは勝ったほうを肯定的に扱うでしょうから、早合点には違いありません。
それでも、日本語としては、「雨あられ」は受身の用語ではないかと思います。

日本人は、雨あられは、天から自分のほうに向かってくる感覚ではないでしょうか。
西洋人にとっては、「雨あられ」は、客観的なものであり、自らを天に置いて、相手に向かっても雨あられを浴びせられるという発想もありそうですが。
もともと日本語は、主語もあまりはっきり発声しません。
しゃべらなくても、主語は理解できます。
同じように、言葉自体にも、能動、受動はあるのかもしれません。
そうであれば「雨あられ」は「浴びる」に繋がると思うのですが、これは私の勝手な解釈かもしれません。
それでも最近使われている日本語の受け止めに、何となくギクシャク感を覚えます。
日本語の用法が日本人とともに、変化しているような気がします。
「情けは人のためならず・・・」「気の置けない人」なども、こちらの意図と、逆に受け取られるかもしれません。
これからは、主語も述語もはっきりさせなければいけない時代なのでしょうか。

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