クールビズ
今年の夏は異常に暑かったですね。
温暖化の影響かもしれませんが、コンクリートで固めてしまったヒートアイランド現象もあるのでしょう。
外出もままならず、テレビの前で座り込むことが多くなってしまいました。
運動不足で体重も増え、腰痛もでて、余計にうっとうしくなりました。
それに輪をかけたのが、クールビズと称してだらしない格好の人達がテレビ画面に映ることでした。
クールに仕事をしようとするのは大賛成ですが、胸元を緩めて、何故上着を着るのでしょうか。
ルーズビズの間違いではないかと思ってしまいます。
涼しく仕事をするためには、上着をとることからはじめたほうがいいのではないでしょうか。
個人的な経験では、上着をとって仕事をしていても冷房が効きすぎて上着を着ることがほとんどです。
冷房が効きすぎているのでは、温暖化対策にはならないでしょう。
それとも、上着を着ること自体が仕事なのでしょうか。
それなら、胸元もきちんとして欲しいと思います。
日本では、重ね着の文化があるようです。
十二単もそうでしょうが、羽織袴もそのようです。
袴を着けて、羽織を羽織って上から重ねていくほど形は改まっていくのでしょう。
これは、儀礼的なことのように思います。
形さえ整っていればいいわけです。
これとは別に、下着を替えて、香を焚きこめてから仕事にでる文化もあります。
見えない文化です。
こちらのほうがよほどクールに思えますがどうでしょうか。
見た目が全てという人もいますし、クールビズの発案は女性だそうです。
見えないクールは時代に合わなくなっているのでしょうか。