蓮井内科医院
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難聴と耳鳴り

歳の所為か、耳の聞こえが悪くなってきたようだ。
それにつれて、時々耳鳴りを感じることがある。
特に、周りが静かなときに聞こえる。
聞こえるというよりは、感じるというほうがあたっているかもしれない。
ジーン、シーン、しとしと、を急に感じたりすることがある。
多くは、ああ、聞こえているなと思っているといつの間にかきえてしまう。
しとしと感は、朝の布団の中で感じることが多い。
今日は雨かと思って置きだしてみると、いい天気だったりする。
それでも、そんな日は、静かな朝のことが多い。

耳の聞こえが悪くなってくるのに、反比例するように、耳鳴りという音が聞こえてくるのは何故だろう。
耳が普通に聞こえるときでも、全くの静寂の中にいると、シーンというような音(感じ)が聞こえることはあった。
そうすると、これは外からの音ではなく、脳が「音」を感じたときのような反応をしているだけなのだろう。
外からの音が無いのに、何故脳は音を感じたような働きをするのだろう。
これには、幻視痛の場合の脳の反応が答えになるかもしれない。
幻視痛とは、自己などで足などを失ったときに、なくなったはずの足などに痛みを感じることを云います。
このときの脳は、失ったところを受け持っていた領域が他を受け持っている周りの脳の勢力拡張に置き換えられて、反応することで痛みを感じるようです。
耳でも同じことが起こっているのでしょうか。
それとも、なにか仕事をしていないと、周囲の勢力に負けるのを見越して無理に仕事をしているのでしょうか。
もしそうなら、人間世界と同じようです。
リストラ、配置転換に抵抗しているのかも知れません。

「しずけさや いわにしみいる せみのこえ」
せみが鳴いていれば、静かではないので、静寂さがせみの声のように聞こえたのでしょうか。
染み入ったのは、「シーン」。

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