蓮井内科医院
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「尿」の話

尿は、「にょう、ばり、ゆばり、しと」と読みます。芭蕉の句に、「・・・・・馬がバリする・・・・・」があります。
色は、麦わら色が普通です。汗とか運動とかで濃くなったりすることは在ります。赤くなったり、白く濁ったりすれば、異常です。
臭いは、飲み物や食べ物によって変わりますが、体から出たばかりの尿は、わずかな芳香臭がある程度であまり臭いません。空気に触れた尿は、細菌が棲みつき、尿素からアンモニアが作られます。甘酸っぱい臭いは要注意です。糖尿病などで糖が上手く利用できないと、脂肪をエネルギーとして利用しますので、そのときに出てくるケトン体が、尿に排泄されて、甘酸っぱく臭います。
回数は、日中は、5~7回、夜は0~1回位が目安になります。量は1日約1000~2000mL位ですが、運動や、水分の摂取量によって変わります。あまり回数の多いのは、「頻尿」です。精神的なことでも頻尿になりますが、腎臓、尿路、膀胱、前立腺の異常で頻尿になることが多いです。もちろん量の多すぎるのも、少なすぎるのも異常です。

一般的には、体から出たばかりの尿は、無菌ですのできれいなものです。
尿意は、膀胱に尿がたまって、膀胱の筋肉が伸びてきたのを(圧がかかってきたのを)知覚神経が感じて、脳に連絡をします。脳が、溜まってきたと判断すれば、尿意を感じて、排尿になります。あまり溜まっていなくても、脳が溜まったと判断すれば、尿意を催します。
排尿は、尿道括約筋を緩めることでおこります。自分の意思で括約筋を緩めない限り、排尿はがまんできます。我慢の限界は、300~400mLくらいです。だいたい、コップ2杯分ぐらいです。女子は、男性より括約筋の力が弱く、尿道も短いので、我慢が利きにくいといわれています。

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