蓮井内科医院
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自画像

 有名な多くの画家は自画像をかいているようにおもう。いや、はほとんどの画家は自画像を描いているのではないだろうか。絵で自己表現をしているのであれば、今の自分を表現するのにもっとも直接的なことは、自分を対象にして絵を描くことだろう。画家に知り合いはいないので聞いてみたことは無い。多くの自画像があるということは、普通の作品を通してされる評価には充分には満たされず、もっと直接的に自分を書くことで自分の意思なり感情なりを訴えているのかもしれないなどとつい思ってしまう。もっとも私が気になっていることは、もっと単純なことです。それは、画家は自画像を描くときに、鏡を見て書いているのだろうか、写真(あればの話ですが)を見て書いているのだろうか、それとも空想(抽象)で書いているのだろうかということです。多くの自画像は向かって左向き(自分の顔の左側)を描いているほうが多いように思うが、右向きの自画像もあります。これは、右利きの画家が多いからかも知れませんが、そんな単純なことではないかもしれません。

 もし、鏡を見て、右利きの画家が自分の顔を書いているとすれば、自分の左側に鏡を置き、右側にキャンバスを置いて描けば、自分の左側の顔が鏡に映り、それを見て、右手でキャンバスに描いていけばその絵は、向かって左向きで、その画家の右側の顔を書いているように見えるが、実際は左側の顔を書いていることになるはずです。その出来上がった作品を、画家は満足しているとしても、鑑賞者は、実際の顔も作品も見ることができるので、絵の精神性や完成度は別にして、その絵が似ているかどうかははっきりと判ると思うのです。私は、自分の顔を鏡で見るときと写真で見るときに変な違和感を持つことがあるのですが、画家はどうなんでしょうか。ゴッホにしろ藤田にしろ、あの自画像と同じようだったのでしょうか。できることなら、他人が描いた肖像画と見比べて見たいものだと思います。

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