蓮井内科医院
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屋島登山のケーブル鉄道は昨年廃止されてしまいましたが、50年近く前はまだ随分と利用されていました。
そのころ、ケーブルカーの山頂駅西側の壁に凹凸のある鏡が設置されていました。
子供心にも自分の姿がゆがんで見えるのが面白く、歩いて登ったときでも鏡の前には立ち寄っていました。
これが鏡の不思議さを意識した最初だったかもしれません。
以来、折につけて、鏡について書かれた本を読んでみますが、今でも単純な疑問が残ったままです。
鏡像の不思議は考え出すと堂々巡りになってしまいそうです。
普通の鏡像は、左右逆転になりますが、上下は逆転しないのですが、前述のゆがんだ鏡では、上下も逆転することがあったように思います。凸面鏡か凹面鏡だったと思いますが忘れました。あるいは、上下逆になったのは、想像だったのかも知れません。
平面鏡では、なぜ左右だけが逆転するのでしょうか。

左右逆転は、鏡を使えば、右に持っているものが、左に移ったように見えるので、瞬間移動のマジックでよく使われているように思います。
曲面で上下逆転が起こるのなら、左右逆転を修正することもできるでしょう。
合わせ鏡が左右逆転の修正方法ですが、これで見られる像は、何なのでしょうか。
自分を見てみたいという欲求は誰にでもあると思いますが、自分の目を見ることはできません。
鏡を使って見ることになりますが、鏡像しか見れません。
合わせ鏡を使ってみると、鏡像の鏡像が見られますが、この像の実態は何でしょうか。
残念ながら、正面像は見られません。

落語に死神が見えるようになった男の話があります。
病人の頭の方に死神が居れば助からない、足元ならどんなに重病でも助かるということを教えてもらいます。この男は、頼まれて、死神の隙をついて、病人の寝床を逆向きにして助けるのという噺です。
合わせ鏡の像も死神の世界を覗いているのかも・・・・・。

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