蓮井内科医院
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胃の中に細菌がいる

ピロリ菌.jpg胃の中に細菌がいることがあります。ヘリコバクターピロリといいます。尻尾(鞭毛といいます。)をヘリコプターのようにまわして移動するのでこの名前があります。この細菌が胃のなかに住み着いていると、炎症を起こし(胃炎)、ひどくなると胃潰瘍、十二指腸潰瘍になります。胃ガンとの関連も強いようです。治療は、胃液を抑える薬と、二種類の抗生物質を一週間服用します。除菌療法といいます。これで、8~9割の人が除菌に成功します。成功すると、胃の不定愁訴がなくなり、潰瘍の再発も大幅に減少します。ピロリ菌がいるかどうかは、いろいろな方法で検査できますが、便の検査(特殊な容器にとります)か、反応する薬を飲んで、吐く息(呼気)を調べたりする検査が楽です。

昔から、胃に細菌が見られることは知られていましたが、胃液の酸度が低いので(酸性が強い)、細菌はすめないだろうといわれていて、見つかる細菌は偶然混じりこんだものだろうといわれていました。しかし、オーストラリアの医師が、この細菌が胃に住みつき、胃炎の原因になることを証明しました。この発見者たち(二人)が、ノーベル賞を受けています。

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