蓮井内科医院
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鏡開き

今日は、鏡開きで、型のごとく昼はぜんざい。
本来は、二十日の行事だそうですが、徳川幕府が仕事始めを十一日にしてから、繰り上がったのだそうです。
古来、鏡餅は、歳神の御神体だそうです。
農耕民族ですから、餅に神様が搗きこまれているという感覚は解りますし、それを食べ、神を体内に取り込んでその歳の健康、安全を願うのもよく理解できます。
神が宿っているのですから、斬ったり、割ったりせずに開くというのもよくわかります。
最も、硬くなった鏡餅を開く時に木槌で壊すのでは同じようなものだと思いますが。
刃物を使うよりはましということで、気(木)は心ということでしょうか。
丸餅は、望月に通じ、家庭円満の象徴というのもわかります。
それでは鏡餅の鏡は何でしょうか。以下は私の勝手な想像です。

大小の丸餅を重ねたものが鏡餅ですが、鏡は、神の領域との境界を表す言葉ではないでしょうか。
すなわち神の領域の抑えが鏡餅。
正月の間、神は丸餅を供えたあちら側でお休みいただいて、人間どもも自由に正月を過ごさせて頂きます。
仕事始めと共に、鏡を破って、神にもこちら側にお帰り頂き、再び人間どものために働いてもらう儀式が鏡開きではないでしょうか。
人間は人使いいや神使いが荒いようです。
神もよく荒振るようですが、人間は祭り上げてなだめようとするようです。
結構上手く祭っている様でも調子に乗りすぎて痛い目にはあいますが。
酒樽の蓋も鏡というのだそうです。
酒も神なのでしょう。
酒の御神体をお相伴しますと人間も少しは神懸り傾向にはなるようです。
鏡の話は結構面白そうなのでこれからも時々続けようと思います。

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