蓮井内科医院
沿革 ご挨拶・診療方針 外来のご案内
お問い合わせ TOP

« 讃岐うどん | メイン | 鏡開き »

骨の話

骨は硬いし、最後まで残るので一度出来たらそのままと思っている方も多いと思います。
しかし、骨も、古びたり痛んだりしたところは、削り取って、新しく埋めもどす修理が行われています。
骨の表面には、骨芽細胞という細胞が一層に並んでいます。
骨が小さな傷などで傷むと、合図を出し、この合図に骨芽細胞が反応して、未熟な破骨細胞という細胞を呼び寄せます。
さらに骨芽細胞からの合図で、未熟な破骨細胞は成熟して、骨の傷んだ部分を削り取ります。
この削られた後に再度、骨芽細胞が寄ってきてカルシウムなどで埋め戻していきます。
こんな繰り返しが骨の至るところで行われていて、結果として骨が一定に保たれています。
活性型ビタミンDや女性ホルモンは、骨芽細胞に作用します。
また、女性ホルモンは、骨芽細胞が未熟な破骨細胞を成熟させるための合図の量を調節しています。

 閉経で女性ホルモンが減ると、骨芽細胞からの合図の量を調節できなくなり、未熟な破骨細胞はどんどん成熟して、骨を削る量が増え、骨が脆くなります。これが閉経後骨粗鬆症です。破骨細胞の活動を抑える薬を使います。
 骨芽細胞の活動が弱って未熟破骨細胞への合図が減ると、成熟破骨細胞が減り、結果として古くなった骨の修復(削り取りと埋め戻し)が進まなくなり、骨が弱くなります。老人性骨粗しょう症といいます。ビタミンD などの薬を使います。

(c)Copyright 2005 Plando Anabuki Inc. All rights Reserved.