蓮井内科医院
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「脂肪細胞」の働き

 脂肪細胞は、動脈硬化を防ぐ物質を分泌しています。アデフォネクチンといいます。
ですから、脂肪細胞のできてこない病気の人は、若くから動脈硬化が進みます。
一方、栄養過剰、特に、脂肪と糖質の過剰になりますと、あまったエネルギーを中性脂肪に変えて脂肪細胞に溜め込みます。
このとき、脂肪細胞の数が増えて蓄えるのなら肥満にはなりますが、病的ではありません。
ところが、脂肪細胞の数が増える代わりに、容積が増えて溜め込むと病的肥満になります。
脂肪細胞が肥満してしまった状態です。脂肪細胞が肥満してしまいますと、正常な働きがなくなります。動脈硬化予防物質のアデフォネクチンが出なくなり、動脈硬化がすすみます。
さらに肥満脂肪細胞は、体中にこれ以上肥満できないと、いろんな物質を分泌して、合図をだします。
この合図もまた、動脈硬化を進めるように働きます。
健康のためには、脂肪細胞が肥満しないように、食べすぎ、運動不足を解消しましょう。

 肥満には、皮下脂肪型の肥満と、内臓脂肪型の肥満があります。内臓脂肪蓄積型の肥満が、脂肪細胞肥満型になります。
危険の目安は、お臍の周囲を測って見当をつけます。
男性は、臍周囲が85cm.女性は、90cm以上がとりあえずの危険水準です。
この状態が続くと、高脂血症、高血圧症、糖代謝異常などが出てくることが多くなり、動脈硬化が進行して、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、閉塞性動脈硬化症を発病してきます。
大腸がん、乳がんの危険も増えてきます。
 まずは、臍周囲を測ってみましょう。

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