蓮井内科医院
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2005年11月14日

讃岐弁 「がいな」

讃岐弁は、古語の発音、表現が残っており、それが訛ってきているように思います。しばらくは言葉の遊びをしてみます。
四国に独立野球リーグができて、香川のチームの愛称が「香川オリーブガイナーズ」といいます。
オリーブは、小豆島名産ですが、ガイナーズは香川県人の気質(一部の人?)を指す「ガイナ」から採られています。土佐の「イゴッソー」、佐賀の「モッコス」ほどには全国的知名度はありません。いや、ほとんど県内でしか通用しないでしょう。
では、「ガイナ」とはどういうことでしょうか。しばらく遊んでみましょう。

用法としては、「おらあ、ガイなんぞ」または「あいつは、ガイなやっちゃ」とか使います。
当てられる字は「我意」でしょうか。意味も、我をとうす、言っても聞かない、というようなニュアンスで、肯定的な意味は、少ないように思うのですが、いかがなものでしょうか。この言葉を、香川県人は、自称で使うことが多く、マイナスの意味を使うことで、相手を少しは立てながら、他人の意見を、拒否してみようという感じです。「他意」に「我意」で対抗しているのでしょうか。讃岐は、古来、交通の要衝でもあり、他の人や、文化に接することが多く、独自勢力で外に出て行ったことは少なかったように思います。この「我意な」の裏(?)の意味を知った他国の人は、讃岐人を「へらこい」と形容しているのでしょうか。自称しているようなところもありますが。
これは、勝手な時間つぶしの解釈です。
「へらこい」の語源は、またなにか思いついた時に書いてみます。

2005年11月09日

タバコの煙

かって、「タバコの煙」という超ロングランのエッセイがありましたが、こちらは短いけれどシビアな話です。近年、タバコによる健康被害を防ぐために種々のキャンペーンがなされていますが、効果はまだ満足ではないようです。ここでは、純粋にタバコの煙には何が含まれているかを羅列してみました。

①ニコチン
 有名ですが、気道刺激、循環器への毒性、食餌からの養分吸収の抑制のほか、強力な依存性の原因です。さらに腫瘍に養分を補給する血管を増やし、腫瘍の成長を進めます。さらに、体内で発癌物質のニトロトサミンに変化します。

②ニトロトサミン
 タバコの葉っぱにもともと含まれているが、燃焼するときにも発生する。肺、胃、膵、腎臓などに癌を発生させることが証明されている。伏流煙に主流煙の数倍から数十倍含まれている。

③多環芳香族炭化水素
 発癌物質、発癌補助物質、気道刺激物質です。治療薬の効きを悪くもします。

④ダイオキシン
 有名な物質です。タバコの燃焼でも発生し、化学工場の焼却炉の煙よりも十~二十倍濃度が高い。

⑤テオブミン、グリチルリチン
 添加物のカカオ、甘草から発生する。ニコチンの吸収を高める。

⑥ベンゼン
 白血病、悪性リンパ腫の原因物質。伏流煙の方が十倍くらい多く発生し、八畳の部屋でマイルドセブン一本吸うと、室内のベンゼン濃度は環境基準の四倍に達する。

⑦一酸化炭素
 赤血球の酸素運搬能力を消失させます。

⑧アンモニア
 主流煙よりも伏流煙にはるかに多く、眼の刺激、気管支喘息の悪化、死亡の原因になる。

⑨アルデヒド
 刺激性と発がん性。ニコチン依存性を促進する。

⑩フリーラジカル、活性酸素
 発癌、細胞障害、動脈硬化、不整脈など喫煙関連疾患の原因になる。

これ以上は書くのが面倒です。喫煙については、きちんと考えなければならないでしょう。
 

タバコには4000種類以上の化学物質、200種類の有害物質、40~60種類の発癌物質を含んでいる。
喫煙者が吸引する主流煙よりも、燃えているところから出る伏流煙の方がはるかに有害物質が多い。
「軽いタバコ」でも、健康被害には関係ない。

2005年11月08日

生活習慣病の河豚

寒くなってきました。
フグの季節の到来ですが、古来より、フグは食いたし、命は惜ししといわれています。
また、落語には、大店の主人が、フグを食べようとして、こじきに先に食べさせてみてからと思っていたら、裏をかかれて自分が先に食べてしまったというような噺もあります。
このフグ毒(テトラドトキシン)は食物連鎖で餌からフグの体に蓄積されるのだそうです。
これを人が食べると、命を落とすことになるのですが、フグにとっては人間に食われないメリットになっています。
ところが最近、養殖でフグを無毒にするのに成功して、市場にどんどん出荷されているそうです。
養殖の餌を改良した為だそうですが、フグにとっては生活習慣の変化で命を落とすことになってしまいました。
人間にとっても生活習慣病で命を落とさないように、食餌などはよく考えるべきでしょう。

南米産のヤドクガエル(矢毒カエル)が日本でペットとして買われているそうですが、この時点では毒を産生することは無いのだそうですが、脱走して、日本のダニを食べると毒を産生することがあるそうです。(最近の新聞より。)
これもある種の生活習慣病でしょうか。

腸管出血性大腸菌O-157とは

食中毒の原因になる病原性大腸菌の一種です。
牛の大腸に常在菌として棲んでいます。人には経口感染します。
毒性は赤痢菌並み、あるいはそれ以上です。感染力は強いです。
普通の食中毒菌は、100万個以上が体内に入ると感染しますが、O-157は100個足らずで感染します。
この菌は大腸で増殖する時に、ベロ毒素(猛毒です)を出します。これが「溶血性尿毒素症候群」などを引き起こし、死に至ることもあります。
感染しても潜伏期間が、4~9日と長めですので、二次感染で広がる危険もあります。
予防は、手洗い、調理器具の清潔、洗浄。調理したものを永くおいておかない。加熱を充分に。50度の加熱で死滅します。

ベロ毒素は、昔、日本の志賀潔博士が世界で初めて発見しました。

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